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告知並びに備忘録

2014年6月22日(日)油野美術館「ともだちはいつもるすでん」

朝からスタジオパズルで1時間個人練習してギターの歪み具合をチェック(いつもは一切歪ませないので)&ドラムの練習。それから1時間、Yuhさんと練習しました。

 

油野でのリハ後、用事で難波へ出て、久々にシンズキッチンでビリヤニを食べました。相変わらず最高に旨い。次は新メニュー南インドのミールスも食べてみたい。

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時間ギリギリで慌てて油野へ戻っていると開演5分前に森田さんから電話。ドラムを叩いてほしいとのことで急遽叩かせて頂きました。最近素人丸出しの下手なドラムを人前で披露しているけど大丈夫かいな。なぜかステージを暗くし、バチカさんもPA席からiPadで演奏するという謎な編成でした。

 

初めて観たナランチャさん、ゴミ箱ベースとのことで楽しみにしていたけど期待を遥かに上回る良さでした。ゴミ箱に張った弦をウッドベースのように弾く芸達者ぶりはもちろん、思わず笑いを誘う歌詞やグルーヴィーなベースラインのソングライティングが圧巻。ちょっと今は亡きロケットサンを思い出しました。いやー、自分が知らないだけで凄い人ってまだまだいるんやなーと思いました。

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 WALKING PROGRAMS FOR SUICIDAL STARSは、地底紳士氏がポータブルプレイヤーでレコードの音を様々に再生しながら長野雅貴さんのギターと藤田大輔さんのシンセによる即興。自由に音と戯れてはる様子が心地よく、昔カセットデッキの一時停止を半押しして倍速で再生したり、ヘッドホンの端子を半差しして聴いたりしてたのを思い出した。

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で、我々島田温泉+Yuh。Yuhさんの久しぶりの晴れ舞台で、初めて観る人が多かったと思うのですが、彼の美しいうたを目指しながら滲み出る、独特で味わい深いゆらぎというか、ズレのようなものが伝わったでしょうか?彼の持ち味を十分引き出せなかったなーと悔やみつつ、次回があることを祈ります。

 

ruiriroi-groupは田中さんに加えベースに池田義明さん、ドラムスに渡辺一矢さんという編成。ドラムの方、若そうなのに繊細なジャズドラムを叩いてはりました。ずっと音に浸って聴いていたいくらいしっくりきました。

 

トリのキキキチエさんとばちかさん、キキキさんはステージに立つととても華があって弾き語りもポップなのにどこかひねくれていて一筋縄ではいかない様子。バチカさんは器用にいくつも楽器を持ち替えていた。自分は一切鍵盤を弾けないので、弾ける人は無条件に凄いなーと思ってしまう。

 

我々はさておき、見所の多い充実したイベントでした。にも関わらず、お客さんが少数精鋭だったのでもったいなく思いました。もっと多くの人に観てもらえたらなー。

 

お客様、共演の方、主催の森田さん、関係者の皆様、ありがとうございました。お世話になりました。